久仁子のへや

日露戦争の時代の鉄瓶と・・・

oigen
及源製の手作り鉄瓶   
1905年頃の南部鉄瓶です。
なんと、及源の銘が入っています!100年以上前にOIGENではこんな鉄瓶を作っていたのです。
 
これはあるお客様がお直しをしてほしいと持ってこられたもので、何とも言えない感動です。
 
1950年頃にOIGENでは鉄瓶を手作りで作る事をやめてしまい、また、戦争で鉄の供出をしたこともあり古い鉄瓶は殆ど残っていません。でもどこかで今も存在している。このことがうれしい!
 
今、OIGENでも若い鉄瓶職人が育っていて、時代をぎゅっと寄せてくれています。
 また新たなOIGENを作って行こう!
 
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ジャスパーモリソンのフライパン

 そして、これはジャスパーモリソンのフライパン。

事務所のテーブルの上に、1905年の南部鉄瓶とジャスパーモリソンのフライパンが一緒に置かれていました。

営業スタッフが写真を撮ったり、サイズを計ったりするために置いていたのです。

この不思議。100年前の伝統的な南部鉄瓶と世界のデザイナージャスパーモリソンの鉄鍋が、一緒に並んで、当たり前のように置いてある。何と形容してよいのやら・・・^0^