ミートボールのきのこトマト蒸し&しらすと海苔の玄米チーズリゾット

鉄のごはん釜でつくる、ちょっとおしゃれなカフェめしのレシピです。ちょっと下ごしらえをしたら、あとは鉄釜に材料を入れて蓋を閉めるだけ。しみじみと美味しい「煮る・蒸す」の料理です。
一品目はハーブの爽やかさとトマトの酸味で飽きのないミートボールのレシピ。二品目はコクがあって体の芯からポカポカになるチーズリゾットのレシピです。野菜も肉も優しく深い味に仕上がります。
ハーブミートボールのきのこトマト蒸し
材料
ミートボール7個分
| 合いびき肉 | 250g |
| 玉ねぎ | 1/3個 |
| 卵 | 1個 |
| パン粉 | 大さじ1 |
| 乾燥ハーブ数種類(ローズマリー、タイム、バジルなど) | 少々 |
| ブラックペッパー | 少々 |
| 塩 | 少々(ミートボール用) |
| マッシュルーム | 6個 |
| しめじ | 1/2株 |
| カットトマト | 300g |
| ローリエ | 1枚 |
| 塩 | 適量(蒸し用) |
| お好みのフレッシュハーブ | 適量 |
作り方
1.材料を切る。
玉ねぎは細かいみじん切り、マッシュルームは縦に半分、しめじは石づきを取ってほぐす。
2.ミートボールを作る。
合い挽き肉、たまねぎ、卵、パン粉、乾燥ハーブ、塩、黒コショウを入れて、よくこねたら、丸めてミートボールを作る。
3.鉄釜にミートボールを入れて弱~中火で蒸す。

鉄釜にミートボールを並べる。ローリエと少量の水を入れて、蓋を閉めて弱~中火で蒸す。
4.材料を加えてさらに蒸す。

ミートボールの色が変わったらアクをとって、マッシュルーム、しめじ、蒸し用の塩を入れる。再び蓋を閉め、弱~中火で5分ほど蒸したのち、カットトマトを入れてふつふつさせながら味が馴染むまで蓋を閉めて蒸す。
5.全体が馴染んだらハーブを散らして完成。

塩で味を調整しつつ、全体がなじんだら蓋を開け、少し水分を飛ばしてお好みのフレッシュハーブを散らしたら完成。
しらすと海苔の玄米チーズリゾット
材料
4人分
| 玄米ご飯 | 茶碗2杯分 |
| しらす | 50g |
| 焼き海苔 | 2枚 |
| 牛乳 | 400ml |
| だし | 600ml |
| ピザ用チーズ | 50g |
| 白ワイン | 小さじ2 |
| 味噌 | 小さじ1 |
| 醤油 | 小さじ1 |
| 粉チーズ | お好みの量 |
| ブラックペッパー | 適量 |
作り方
1.牛乳と調味料を温める。
鉄鍋に牛乳、だし、醤油を入れて弱火にかける。湯気が出てきたら味噌を溶き入れる。味噌が馴染んだら玄米ご飯としらすを入れる。
2.チーズを加えて蒸らす。
全体がとろっとりてきたら、手でちぎった海苔とピザ用チーズを入れて蓋を閉めて蒸らす。
3.粉チーズを加えてかき混ぜたら完成。

チーズがとろけて馴染んだら火を止める。粉チーズを入れて全体を軽くかき混ぜる。 器に盛り、ブラックペッパーを振り入れて完成。
おすすめの鉄器
めしっこ
どこか懐かしく、ふっくらもちもち。愛らしい丸いフォルムの鉄のご飯釜「めしっこ」は、1〜3合のごはんを美味しく炊き上げます。鋳鉄製のU字型の釜本体と重厚なドーム型の蓋がつくる密閉空間で、熱と水分がゆっくり循環。一粒一粒にムラなく火が入ります。「ごはんが美味しい」鉄釜の炊飯力は、さまざまな「炊く」で大活躍。OIGEN独自の「無塗装はだか仕上げ」です。
南部鉄器の及源鋳造|OIGEN ONLINE SHOP →
※本レシピでは現在販売終了しております「めしっこ(ほうろう有り)」を使用しています。他の鉄鍋でも調理可能ですが、「ほうろう有り」以外の鉄器に食材を入れたままにしておくと、サビが出やすくなります。調理後は早めにお召し上がりいただくか、保存する場合は別の容器に移してお使いください。

撮影:山口雄太郎
レシピ/料理 植山美里
プロフィール
1990年京都生まれ。料理を通して食と自然がつながることをテーマに人が集まる場作りに従事。京都、徳島を経て、より“心地よく素のまま”でいられる環境を追い求め、自然豊かな岩手の地に。集まった人や食材、空間とのセッションのような料理を目指す。


