料理

シェフ直伝!イタリア名物「ババ」

イタリアの伝統菓子「ババ」をご存知ですか?ドーナツ型のパンをシロップに浸けていただくイタリアのナポリに伝わる伝統菓子で、さっくり、しっとりとしたシフォンケーキのような味わいです。今回は愛媛県松野町にあるイタリアンレストラン「SELVAGGIO-セルバッジオ-」の北久裕大シェフに「ババ」の美味しいレシピを教えていただきました。海外旅行を身近に感じることが難しい今、イタリアのババを愉しみながら旅行気分を味わってみませんか。

ババ -イタリアナポリの伝統菓子-

【材料】

生地
全卵 ... 2個
砂糖 ... 10g
強力粉 ... 135g
生イースト ... 5g
... 2g
バター ... 35g  (常温に戻しておく)

 

シロップ
... 500ml
砂糖 ... 200g
オレンジの皮 ... 2cm角  2枚
シナモンホール ... 1/2本
グローブホール ... 5粒
 

 

【手順】生地

1.タミパンの内側全体に分量外のバターを薄く塗る

 

2.ボウルに全卵、砂糖、強力粉、生イーストを入れて混ぜる

ボウルに、全卵・砂糖を入れホイッパーで混ぜる。さらに強力粉・生イーストを入れグルテン(粘り気)が出るまで混ぜる。

 

3.バターと塩を加えて混ぜ、タミパンに流す

2がしっかり混ざったら、常温に戻したバターと塩を入れる。ダマがなく混ざったら、タミパンに平らになるように流す。

 

4.蓋をして、生地が2倍になるまで暖かい場所で発酵させる

 

5.蓋をしたまま弱火で両面を加熱する

発酵したら、弱火で10分加熱し、ひっくり返してもう10分加熱する。加熱が終わったら火から離し、粗熱がとれるまで待つ。

 

【手順】シロップ

1.シロップの分量を鍋に入れ火にかける

シロップの分量を全て鍋に入れ火にかける。沸騰し砂糖が溶けたら氷水で冷ます。

 

2.ババにシロップをかけ、約半日浸せば完成!

生地とシロップが冷めたら、タッパーなどにババを入れその上からシロップをかける。約半日ババにシロップを浸す。(たまにババをひっくり返してあげるとよりシロップが染み込みやすい。)仕上げにホイップクリームとお好みでラム酒をかけて完成!

 

タミさんのパン焼器

[予約販売期間中|6/2発売開始以降随時配送予定]オーブン要らずで、本格ベイク。コンロでパンやケーキが焼ける、ドーナツ型の鉄鍋パン焼器。“タミパン”の愛称で長年親しまれてきました。外径はホールケーキ6号(約18cm)程度の大きさです。真ん中に煙突のある独特なかたちが、内側と外側からしっかりと熱を入れ、ムラなく美しく焼き上げてくれます。香ばしい香り、しっとりもちもちの食感は、まさに鉄鍋ならではの仕上がりです。ーーそして、2025年、”新生タミパン”として再登場。OIGEN独自の「無塗装はだか仕上げ」で、焼き目から違う美味しさに。

 

北久裕大さん

レシピ/料理 SELVAGGIO 北久裕大

【プロフィール】

東京都生まれ。幼少期から料理人を目指し、料理人一筋で生きて来たSELVAGGIO料理長。1年前に愛媛県松野町に移り住み、生産者さんや地元の方々みんなから愛される料理長。地元の美味しい食材について理解を深めながら、お客様に届けるために、今も生産者さんの元へ毎週のように足を運ぶ。