料理

本格台湾ぎょうざ「牛肉餡餅(シャーピン)」

台湾ぎょうざ”シャーピン”に挑戦!

特集記事の取材で訪れた台湾で、牛肉餡餅(シャーピン)という家庭で作る台湾ぎょうざをごちそうになりました。作ってくれたのは台北市にある台湾政治大学外国語学部日本語学科で教える葉秉杰(ヨウヘイケツ)教授。そのあまりにもおいしい餡餅を日本でも作ってみたくて、レシピを教わって早速、晩ご飯に作ってみました。

 

 

【材料】シャーピン5個分

A具材

   
合い挽き肉 ... 130g
長ネギ ... 1/2本(細く輪切りにする)
 生姜のすりおろし ... 少々
醤油 ... 大さじ1
みりん ... 大さじ1/2
塩・こしょう ... 少々
     

B生地

   
小麦粉 ... 250g
少量のお湯 ... 適量
... 塩ひとつまみ

【手順】

1.Aの具材を混ぜ合わせる。

Aの具材を全て混ぜ合わせます。

2.Bの生地をつくる。

小麦粉に塩をひとつまみ入れ、お湯を入れながらBの生地を作ります。手に付かないように調整しながらお湯を足していき、こねていきます。
コツは、生地が手にくっつきすぎず、粉っぽくなりすぎてカサカサしすぎない程度に調整することです。生地が手にくっつきすぎる時は、小麦粉、粉っぽくなりすぎたら水を足して調整してください。

3.AとBをそれぞれ均等に分ける。

Aを5個ずつ同じ大きさに分けます。
Bも5等分(1=カレースプーン山盛り程度)しておきます。

4.具材を生地で包み、形を整える。


市販の餃子の1.5倍ほどに生地を広げてAの具材をのせる。

生地が重なる部分に水を少量付けながら、真ん中に寄せるようにAの具材をしっかり包み閉じる。(隙間があると焼いている途中に肉汁が溢れるので気を付けて!)
平らに形を整えたらOK。

5.シャーピンを中火で焼く。


中火で予熱したフライパンの上に手をかざし温かいと感じたら、油を少し多めに引く。
生地を包み込んだ面から先に中火で焼いていきます。
片面をじっくり焼き、きつね色になったらひっくり返し、もう片面もきつね色になるまで焼きます。

6.シャーピンを蒸し焼きにする。

 
弱火にし、シャーピンの1/4ほど浸る量の熱湯を入れたら、すぐに蓋をし、蒸し焼きにします。
※火傷に気をつけてください。

7.水分がなくなったら完成!


水分がなくなるまで蒸し焼きにし完成。
最後に両面をひっくり返して少し焼き色を足してあげると芳ばしさがアップ!

ネイキッドパンの両手フライパンで焼いたら、狙い通り外はカリッと、中はもっちり、ジューシーに仕上がりました。焼き上がりに定評のあるネイキッドパンで焼いたからこその食感です。

上手く作れるかドキドキしながら作りましたが、以外と簡単に出来ました。家族全員が笑顔で美味しく頬張ってくれて、特別な晩ご飯になりました。一口目は、熱々の肉汁が溢れてくるので、お腹が空いていても落ち着いて食べてくださいね!

 
今回使用した鉄器
naked pan 両手24cm 深形

魅せる無塗装鉄鋳物フライパン『naked pan』シリーズ。コンセプトは「料理するうつわ」。凛とした佇まいの中にたおやかさを感じさせるクラフトデザインです。食卓にすっと馴染むスタイルはそのままに、側面を高くし鍋底のカーブをより大きく設計。手返しがスムーズで炒め調理がしやすい形状に。耳のような取っ手で持ち運びやすく、食卓に出せば温かさをキープするお皿に早変わりします。