料理

椎茸とルッコラのチヂミ

チヂミレシピ 米粉
今回は、晩酌のお供にもおすすめな「チヂミ」のレシピをご紹介。椎茸とルッコラのソフトな歯ごたえ、そして米粉ならではの“さくっもちっ”とした食感をお愉しみいただけます。焼きたての温かいうちに、小エビが香ばしい特製つけだれをかけてお召し上がりください。旬の食材をシンプルに愉しむチヂミを、今晩の一品にいかがでしょうか。

 

椎茸とルッコラのチヂミ

 

【材料】チヂミ2枚分

チヂミレシピ 米粉

椎茸 ... 4枚ほど(適量)
ルッコラ ... 30gほど(適量)
米粉 ... 40g
薄力粉 ... 20g
... 120ml
... ふたつまみ
油(分量外) ... 1枚につき大さじ1/2

 

特製つけだれ
干しエビ(乾燥小エビ) ... 大さじ2
ごま油 ... 大さじ1
醤油 ... 小さじ2
... 小さじ2
ナンプラー ... 小さじ1

 

 

【手順】

1.下準備をする。

椎茸は薄切りにし、ルッコラは食べやすい大きさにちぎっておく。

 

2.つけだれを作る。

チヂミレシピ 米粉
干しエビを香りが出るまで乾煎りし、つけだれの材料を全て合わせる。

 

3.材料を混ぜ合わせ、生地を作る。

チヂミレシピ 米粉
米粉、薄力粉、塩、水を混ぜたら1を入れて絡める。

 

4.フライパンをよく熱し、油をなじませる。

鉄器を弱火にかけ、煙が出る直前までよく熱する。火を止め、鉄器に油を入れて馴染ませる。

 

5.木蓋をしてとろ火で5分ほど生地を焼く。

チヂミレシピ 米粉
油を馴染ませ30秒ほどしたら生地を入れる。(真ん中は薄めにするのが◎)
ヘラなどで形を整え、木蓋をしてとろ火で5分ほど焼く。

 

6.ひっくり返して更に5分ほど焼く。

チヂミレシピ 米粉
焼ける音が変わってきたら生地をひっくり返し、木蓋をせずさらに5分ほど焼く。ヘラなどで押さえて焼き目をしっかりつける。

 

7.焼き上がったら完成。つけだれをかけて召し上がれ。

チヂミレシピ 米粉
チヂミが焼き上がったら完成。食べやすい大きさにカットして、特製のつけだれをかけてお召し上がりください

 

チヂミレシピ 米粉

 

POINT!

※手順2 具材に粉を絡めるくらいでOK。
※チヂミを焼く際は米油がおすすめ。高温に強く、香りが飛んでしまうことがありません。
※ルッコラの他に、春菊などの苦みや香りがある食材もおすすめです。

 

 

今回使用した鉄器
naked pan 片手24cm 深形

チヂミレシピ 米粉

魅せる無塗装鉄鋳物フライパン『naked pan』シリーズ。凛とした佇まいの中にたおやかさを感じさせるクラフトデザインです。3~4人分の調理ができるベーシックなサイズ感。食卓にすっと馴染むスタイルはそのままに、側面を高くし鍋底のカーブをより大きく設計。手返しがスムーズで炒め調理がしやすい形状に。前方部の短い取っ手で持ち運びも便利。食卓に出せば温かさを保つお皿に早変わりします。

 

 

レシピ監修 美里さんより

鉄器で粉ものを調理するのはハードルが高いと思っていたのですが、鉄器をしっかりと熱するとくっつかずに簡単に調理ができます。
鉄は正直というか、こちらの火や油との合わせ方で変化してくれることを体感し、楽しく試作をすることができました。
今月はルッコラの苦味がアクセントになったシンプルなチヂミです。
米粉と薄力粉をブレンドし、程よいもちっと感とさくっと感。干しえびは香りを楽しめるように、たっぷりとつけだれに入れました。

植山美里さん

レシピ/料理 植山美里

【プロフィール】HP:Misato Ueyama
1990年京都生まれ。料理を通して食と自然がつながることをテーマに人が集まる場作りに従事。京都、徳島を経て、より“心地よく素のまま”でいられる環境を追い求め、自然豊かな岩手の地に。集まった人や食材、空間とのセッションのような料理を目指す。