海老大葉団子と夏野菜の春雨鍋
今回は夏野菜を使った鍋をご紹介いたします。ズッキーニはスライスすることで火の通りが早く、味も染みやすくなるため鍋料理にぴったり。海老団子から出たうまみが野菜や春雨に染みて、食欲が低下しがちな暑い日でもモリモリ食べられる一品です。食材を足したり、ラー油などで辛味を足したりしながらお召し上がりください。暑さでキッチンに立つことが億劫な日は、時短で作れて味も見た目も◎な鍋を愉しみましょう。
海老大葉団子と夏野菜の春雨鍋
【材料】3~4人分
海老団子
海老むき身(冷凍でOK) | ... | 200g |
鶏ひき肉 | ... | 80g |
大葉 | ... | 10枚 |
片栗粉 | ... | 小さじ1 |
ナンプラー | ... | 小さじ1/2 |
ミニトマト | ... | 15個 |
ズッキーニ | ... | 1/2本~1本 |
春雨 | ... | 40g |
水 | ... | 500ml |
ごま油 | ... | 大さじ1 |
塩 | ... | 小さじ1/2 |
ナンプラー | ... | 小さじ1 |
【手順】
1.下準備をする。
大葉は細切り、海老のむき身は粘り気が出るまで包丁で叩く。
2.海老団子の材料を混ぜ合わせる。
叩いた海老に、鶏ひき肉、刻んだ大葉、ナンプラーを混ぜ合わせる。片栗粉を入れてさらに軽く混ぜる。
3.鍋に水を入れて火にかけ、海老団子を入れる。
鍋に水500mlを入れて中火にかける。2をスプーンなどで団子の形に整えて鍋に入れる。
(鍋の水は沸騰していない状態でOK)
4.ミニトマトとごま油を入れる。
鍋にミニトマトを入れてごま油を全体にかけ回す。火力は中火のまま、時々全体を混ぜながらふつふつとさせる。
5.ズッキーニをスライスして鍋に入れる。
ミニトマトが割れて形が崩れ始めたら、ズッキーニをスライサーで薄くスライスしながら鍋に入れる。
6.ズッキーニに塩をかけ、しんなりとしたらナンプラーと春雨を入れる。
ズッキーニの全体にかかるように塩を入れる。ズッキーニがしんなりとしてきたら、ナンプラーと乾燥した状態の春雨を入れる。
7.春雨が柔らかくなったら完成。
春雨に火が通り柔らかくなったら完成。ズッキーニを足したり、ラー油などで辛味を足したりしながらお召し上がりください。
今回使用した鉄器
「ニューラウンド万能鍋 27cm」
丸いフォルムと丸い耳が特徴的なクラフト・デザイン。浅めの鉄鍋で、27cmは食べ盛りのお子さんがいる家庭にぴったりなたっぷりサイズ。鋳鉄製の本体と蓋はどちらも調理に使え、「炒め」「焼き」「蒸し」「炊き」のすべてを万能にこなします。食卓にそのまま運べばうつわにも。ジャンルを問わず、どんな料理やしつらえにも馴染む素朴さが愛される理由。コンロを出して囲むお鍋料理にも最適。発売から50年経つ今も売れ続けているロングセラーで、温かい料理をそのままテーブルに届ける鉄器の元祖です。
レシピ監修 美里さんより
暑い夏でも食べたくなるような夏の鍋レシピです。海老のうまみが野菜や春雨に染みて最後まで美味しく食べていただけます。ミニトマトの甘みと薄切りのズッキーニの食感も楽しんでいただけます。海老団子を作るときに包丁を使いますが、ミニトマトはそのまま、ズッキーニはスライサーでスライスしてそのまま鍋へ入れるので、気負いなく作っていただけると思います。しっかり味が染みたスープで、レタスをしゃぶしゃぶして食べるのも美味しいです。お試しください〜!
レシピ/料理 植山美里
【プロフィール】HP:Misato Ueyama
1990年京都生まれ。料理を通して食と自然がつながることをテーマに人が集まる場作りに従事。京都、徳島を経て、より“心地よく素のまま”でいられる環境を追い求め、自然豊かな岩手の地に。集まった人や食材、空間とのセッションのような料理を目指す。

