海老とキャベツのあんかけ焼きそば

海老とキャベツのあんかけ焼きそばのレシピです。鉄フライパンひとつで作れて、シンプルだけど具沢山で大満足!そんな頼もしさのある一品です。焼いた麺に出来たてのあんをたっぷりかけてお召し上がりください。甘くやわらかな春キャベツに程よい塩気のあんが絡んでもりもり食べられます。そのまま頂くのは勿論のこと、からしを添えてツンとした辛味と一緒に味わうのもおすすめです。
材料
海老とキャベツのあんかけ焼きそばのレシピ
2人分
| 中華麺 | 2食分(300g) |
| 海老 | 8尾 |
| 卵 | 2個 |
| キャベツ | 1/4個 |
| ニラ | 1/2束 |
| 椎茸 | 3枚 |
| ごま油 | 大さじ3 |
| 片栗粉 | 大さじ2 |
| 酒 | 大さじ1 |
| ナンプラー | 小さじ1 |
| 塩 | 少なめの小さじ1(2.5g) |
| 水 | 500ml |
| からし | お好みで |
作り方
1.下準備をする。

海老は殻を剥いて背わたを取る。海老に片栗粉をまぶして揉み込み、水で洗って汚れを取る。水気はキッチンペーパーなどで拭いておく。
キャベツは2~3cmの四角にざっくり切り、ニラは3cmほど、椎茸は1cmほどの厚さに切る。
2.中華麺を焼く。

フライパンを熱してごま油を入れる。中華麺を入れてほぐしながら焼いて、少し焼き目が付いたら火を止めて器に移す。フライパンについた麺はヘラなどで取っておく。 (麺がくっついた場合は一度フライパンを洗い、再び火にかけてごま油大さじ1を馴染ませる。)
3.具材を炒める。

ごま油で海老を両面焼く。海老が赤くなったらキャベツと椎茸を入れて中火で炒める。全体が少ししんなりしたらニラを入れ、塩と酒を入れて軽く炒める。
4.水とナンプラーを入れて煮る。

水とナンプラーを入れてキャベツが柔らかくなるまで煮る。
5.片栗粉を水で溶いて回し入れる。
片栗粉を水(分量外)で溶いて全体に回し入れ、とろみが出るまで箸などで混ぜる。
6.卵を溶いて回し入れる。

卵を溶いて全体に回し入れる。箸などで軽く混ぜて卵が固まったら完成。

器に麺を盛り、上からあんをかける。お好みでからしを添えてお召し上がりください。
POINT
手順2 中華麺はあらかじめ電子レンジで加熱したり、袋に入った状態を揉んだりしておくとほぐれやすくなります。
今回使用した鉄器
フライパン 24cm
発売から30年、長年愛され続けている『フライパン』という名の正統派鉄鋳物フライパンです。底面の大きなカーブと、すき焼き鍋のような浅めの鍋ほどの深さで、食材をかき混ぜやすく、ガス火やIH調理器の上でもぐらつかない安定した使い心地を提供します。鋳鉄素材ならではの蓄熱力で、料理力も抜群。3~4人分のおかずがつくれる基本のサイズです。
南部鉄器の及源鋳造|OIGEN ONLINE SHOP →

撮影:山口雄太郎
レシピ監修 美里さんより
陽射しが暖かくなってきて、春を感じるようになりました。前回に引き続き麺レシピです。今回は手軽にフライパン1つで作れるあんかけ焼きそばです。キャベツの甘みとナンプラーの味わい、透明な餡に卵とじ。様々な要素が絡み合い、シンプルながらも満足できる焼きそばです。たっぷりのごま油で焼いた焼きそばは香り良く、あんかけと合わさったとき全体がまとまります。直径の大きさと深さがあるフライパンなので、たくさんの食材を炒めることができ、水分を入れて煮ることもできます。
プロフィール
レシピ/料理 植山美里
1990年京都生まれ。料理を通して食と自然がつながることをテーマに人が集まる場作りに従事。京都、徳島を経て、より“心地よく素のまま”でいられる環境を追い求め、自然豊かな岩手の地に。集まった人や食材、空間とのセッションのような料理を目指す。
Misato Ueyama →



