料理

春のポークソテーとマッシュポテト

春のポークソテーとマッシュポテト

やわらかな日差しが心地よい季節となりました。今回は、心はずむ春の週末にぴったりなポークソテーをご紹介します。甘みのあるソースが豚肉によく合い、菜花の風味もまたいいアクセントになります。まろやかなマッシュポテトはぜひソースを絡めながらお召し上がりください。満足感と特別さがありながら、手順はシンプルなのも嬉しいポイントです。

 

春のポークソテーとマッシュポテト

 

【材料】2人分

ポークソテー
   
豚ロース(ソテー用) ... 2枚
ミニトマト ... 10個
菜花 ... 4本ほど
... 大さじ1
醤油 ... 小さじ2
砂糖 ... 小さじ1
... ふたつまみ
黒胡椒 ... 適量
     
マッシュポテト
   
じゃがいも ... 1個
牛乳(豆乳、生クリームでもOK) ... 20ml
... ひとつまみ

 

【手順】

1.マッシュポテトを作る。

マッシュポテトを作る
鍋でじゃがいもを茹でて皮を剥いて潰す。塩と牛乳を入れて混ぜて滑らかにする。

 

2.下準備をする。

豚肉の筋に切り込みを入れて両面に塩と黒胡椒をまぶして下味をつける。ミニトマトは半分に切り、菜花は大きさに応じて食べやすいように適宜半分に切る。

 

3.熱したフライパンに油を馴染ませて豚肉を焼く。

豚肉を焼く
フライパンを熱して油を馴染ませる。フライパンがしっかり温まったら豚肉を入れて蓋をして中火で焼く。豚肉に焼き色がついたらひっくり返す。

 

4.ミニトマト、砂糖、菜花を入れて加熱する。

ミニトマト、砂糖、菜花を入れて加熱する
豚肉の上にミニトマトと砂糖をのせてフライパンの隙間に菜花を入れる。蓋をして中火で加熱し、豚肉と菜花に火が通ったら菜花を取り出す。

 

5.ソースを作り水分を飛ばしながら豚肉と絡める。

ソースを作り豚肉と絡める
ミニトマトをヘラなどで軽く潰し、醤油を入れてソースを作る。ソースの水分を飛ばしながら豚肉とソースを絡めて火を止める。

 

6.お皿に盛り付けて胡椒をふって完成。

お皿に盛り付ける
お皿にマッシュポテトをのせ、その上にポークソテー、ソース、菜花をのせる。
春のポークソテーとマッシュポテト
仕上げに黒胡椒をふって完成。
春のポークソテーとマッシュポテト

POINT!

材料の菜花はお好みの野菜でOK。ほうれん草やアスパラガスなど、手に入りやすい食材をご使用ください。

 

今回使用した鉄器
SHA RA KU MONO ソースパン

豚肉を焼く

ステンレス製の蓋と鉄鋳物の本体のコントラストが印象的な21cmの鉄鍋パンです。ソースやスープはもちろん、小回りの利く深めのフライパンとしても活躍。潔い直線と一筆描きのような曲線が織りなすカタチには、近代的なスタイリッシュさと日本の伝統美が感じられます。取っ手が鍋の側面から立ち上がる無駄のない設計も特徴的。プロダクトデザイナー・山田耕民氏のデザインがOIGENの技と融合した美しい鉄鍋です。

 

 

レシピ監修 美里さんより

すっかり春の陽気を感じられるようになりました。そんな季節に食べたくなる春野菜を使ったポークソテーのレシピです。ミニトマトから出る水分と豚肉のうまみでつくるソースも簡単にできて美味しいです。今回は菜花を使っていますが、手に入りやすい野菜を代用しても美味しく召し上がっていただけます。シャラクモノのソースパンは、厚みのある肉を綺麗に焼くことができ、蓋を使って蒸すことで中までしっかり火が通ります。程よい深さもあるので、ソテーした肉にソースを絡めるにはちょうど良いです。マッシュポテトを添えて、春のポークソテーをぜひ楽しんでください。

 

植山美里さん

レシピ/料理 植山美里

【プロフィール】HP:Misato Ueyama
1990年京都生まれ。料理を通して食と自然がつながることをテーマに人が集まる場作りに従事。京都、徳島を経て、より“心地よく素のまま”でいられる環境を追い求め、自然豊かな岩手の地に。集まった人や食材、空間とのセッションのような料理を目指す。