料理

初夏のスパイスミートボール

今回ご紹介するのは、初夏の食卓にぴったりな爽やかなレシピです。蒸し焼きにしたブロッコリーはみずみずしく茎まで柔らか。ミートボールはふっくらジューシーで、食べ応えもばっちりです。生クリームで全体をまろやかにまとめながら、スパイスの香りで引き締まった味わいに仕上げます。さっぱりとしたレモンの風味がアクセントになり、最後まで残さず頂きたい一品です。

材料

2~3人分

合挽きミンチ(豚ひき肉でもOK) 250g
ブロッコリー 1/2房
ピーマン 3個
パン粉 大さじ3
牛乳(豆乳でもOK) 大さじ3
生クリーム 60ml
大さじ1
クミンパウダー 小さじ1/2
ターメリックパウダー 小さじ1/2
小さじ1/4、ひとつまみ
黒胡椒 適量
パルミジャーノチーズ 適量
レモン果汁 適量

作り方

1.下準備をする。


ブロッコリーは食べやすい大きさに切る。ピーマンは縦半分に切って種とヘタを取り除き、さらに横半分に切る。

2.ミートボールを作る。


合挽きミンチ、パン粉、牛乳、クミンパウダー、塩小さじ1/4、黒胡椒を合わせてこねる。全体が馴染んだら6等分に分けて形を整えてミートボールを作る。

3.熱したフライパンに油を馴染ませてミートボールを焼く。


フライパンを中火で熱して油を馴染ませる。フライパンがしっかり温まったらミートボールを並べ、蓋をして焼く。


ミートボールに焼き目が付いて全体が白くなったらひっくり返す。

4.野菜を入れて蓋をして加熱する。


ミートボールをフライパンの端に動かし、空いた部分にブロッコリー、ピーマン、塩ひとつまみを入れて再び蓋をする。

5.弱火にして生クリームを入れたら火を止める。


野菜が柔らかくなりミートボールに火が通ったら弱火にする。生クリームを入れて火を止める。

6.仕上げをして完成。


ターメリックパウダー、黒胡椒、パルミジャーノチーズ、レモン汁をかけたら完成。


今回使用した鉄器

SHA RA KU MONO ソースパン

ステンレス製の蓋と鉄鋳物の本体のコントラストが印象的な21cmの鉄鍋パンです。ソースやスープはもちろん、小回りの利く深めのフライパンとしても活躍。潔い直線と一筆描きのような曲線が織りなすカタチには、近代的なスタイリッシュさと日本の伝統美が感じられます。取っ手が鍋の側面から立ち上がる無駄のない設計も特徴的。プロダクトデザイナー・山田耕民氏のデザインがOIGENの技と融合した美しい鉄鍋です。

ONLINE SHOP →


レシピ監修 美里さんより

シャラクモノのソースパンは、蓋を閉めると熱や水分の対流が良く、ミートボールがふっくら焼けます。ブロッコリーなどの茎が硬めの野菜は、蒸し焼きにすることで柔らかくみずみずしく仕上がるので、野菜を使った料理もおすすめです。クミンやターメリック、仕上げにレモン汁を絞り入れて、「初夏に食べたいミートボール」をイメージしてレシピを作りました。ぜひ鍋に残ったソースも、パンにつけて最後まで召し上がってください。

プロフィール
レシピ/料理 植山美里
1990年京都生まれ。料理を通して食と自然がつながることをテーマに人が集まる場作りに従事。京都、徳島を経て、より“心地よく素のまま”でいられる環境を追い求め、自然豊かな岩手の地に。集まった人や食材、空間とのセッションのような料理を目指す。

Misato Ueyama →