料理

フライパンで本格アップルパイ

アップルパイ フライパン

アップルパイ

【材料】

りんご(紅玉) ... 4~5個
グラニュー糖 ... 100g
バター ... 30g
冷凍パイシート ... 2枚
卵黄 ... 1個
... 小さじ1

【手順】

1.りんごをカットする。

りんごの皮を剥き、芯を取り、8等分にカットする。

2.りんごのカラメリゼをつくる。

フライパンに材料のグラニュー糖の半量 (50g) を入れ、火にかける。グラニュー糖が溶けてカラメル色になったらいったん火を止め、バター半分とりんご半分を入れる。
再度火にかけ、煮詰めていく。りんごのカラメリゼを容器にいったん移し、残り半分のりんごも同じ手順で作っていく。

※20cm以上のフライパンをご使用の場合、カラメリゼは一度にまとめて作れます。

3.パイシートを鉄器にはめて冷やしたらオーブンで焼く。

フライパン アップルパイ

解凍したパイシートをめん棒でのばし、鉄フライパンに合わせてはめていく。フォークで生地全体に軽く穴をあけ、冷蔵庫で30分以上ねかせる。30分程冷やしたら、200℃で予熱したオーブンで10分程焼き、取り出す。

4.生地の上にカラメリゼ(手順2)を敷き、パイシートをかぶせる。

フライパン アップルパイ

焼きあがった生地の上にあら熱の取れたりんごのカラメリゼを敷きつめ、もう1枚のパイシートをかぶせる。余分な生地は切り落とす。

5.卵黄を塗り30分ほど焼いたら完成!

フライパン アップルパイ

卵黄と水を混ぜ合わせ、刷毛で生地全体に塗る。竹串で生地に数ヶ所穴をあける(お好みで模様をつける)。200℃のオーブンで焼き始め、焼き色がついてきたら180℃に下げ、さらに20~25分程焼いたら完成。

フライパン アップルパイ

サクサクっとする生地にフォークを入れると、こんがり焼けたパイ生地から鮮やかなりんごのカラメリゼ。

鉄フライパンにパイ生地やりんごのカラメリゼを並べる瞬間からオーブンに入れたアップルパイがこんがり焼き上がる瞬間まで・・・。鉄器での料理はひとつひとつの “瞬間” にいつもとは違うワクワク感をプラスしてくれます。

鉄鍋は均等に熱を伝えるため、りんごにはしっかりカラメルがなじみ、蓄熱力に優れるので生地もサクッと香ばしく焼き上がります。食感と香りのコントラストが愉しい、陸兆蓋付ミニパンでつくるアップルパイを今日は家族みんなでつくってみてはいかがでしょうか。

今回使用した鉄器
陸兆 蓋付ミニパン 14cm

フライパン アップルパイ

工芸家・故小笠原陸兆氏がデザインした小さな鉄蓋付き鉄鍋フライパン。くびれのある持ち手と突き出た鉄蓋のつまみが印象的な愛らしい工芸のカタチです。鉄蓋付きで、小さくても鉄鋳物の強みを十分に発揮する道具です。熱々のまま食卓に運べばテーブルウェアにもなります。