料理

ピーマン丸ごと フライパンでつくる 梅と干し椎茸のピーマン肉詰め

ヘタや種はそのまま!ピーマンを丸ごと使用した肉詰めをご紹介。いつもは取り除くヘタや種も全く違和感なく、食感のアクセントとなり美味しくいただけます!表面が柔らかくなったピーマンを口に入れると、椎茸の旨味が凝縮された肉汁が口いっぱいに広がります。さっぱりとする梅の風味もほんのり。食欲のなくなる夏でも、ご飯と一緒にモリモリ食べちゃう、フライパンでつくる梅と干し椎茸のピーマン肉詰めを今日の晩ごはんにいかがでしょうか。ほんのりとしたコチュジャンの辛さが、またご飯に合う特製の出汁ソースと一緒にお愉しみください。

 

梅と干し椎茸のピーマン肉詰め

 

【材料】

ピーマン ... 8個
豚挽き肉 ... 150g
梅干し ... 3~4粒
干し椎茸 ... 2つ
玉ねぎ ... 1/8個
塩麴 ... 小さじ1/2
ごま油 ... 大さじ1

 

★出汁
干し椎茸出汁(上記の干し椎茸の戻し汁) ... 80cc
醤油 ... 小さじ1
コチュジャン ... 小さじ1/2

 


 

【手順】

  • 1.下準備をする。

    干し椎茸は水に浸けて戻しておく。梅干しは種を除いた後、包丁でたたく。干し椎茸は石づきのみカットし、玉ねぎはみじん切りにする。

  • 2.具材を混ぜ合わせる。


    1の具材に豚挽き肉、塩麴を合わせて粘りが出るまで手で混ぜる。

  • 3.ピーマンに肉を詰める。

    ピーマンは、ヘタの部分を親指で中に押し込む。(タネも一緒に押し込む。)ピーマンに2の具材を詰め込む。

  • 4.フライパンで焼く。


    温めたフライパンにごま油をひき、全体になじませる。ピーマンを並べ、蓋をして中火で焼く。焦げ目がついたら菜箸などで返し、片面4分ずつ焼く。

  • 5.出汁を注ぎ、蒸し焼きにして完成!


    ★の材料を混ぜ合わせ、フライパンに注ぐ。 再び蓋をして弱火で5~6分程蒸し焼きにする。
    ピーマンがくたっとなり、全体に味がなじんだら完成。

     

 

POINT!

手順3 ピーマンをヘタに押し込む際は、ピーマンをクルクル回しながら、ヘタの縁に沿って親指を軽く押し込んでください。ヘタと種は、ピーマンの奥までしっかり押し込んでください。

 


肉や干し椎茸の旨味をそのままギュッと閉じ込めた、丸ごとピーマンの肉詰めの完成です。特製の出汁ソースをかけて食卓へ。

 
 
今回使用した鉄器
Palme フライパン」※専用の蓋使用

ピーマンの肉詰め レシピ

Palma-ヤシの木をモチーフにしたシリーズの鉄鋳物フライパン。ベーシックなサイズの24cmです。持ち手は緩やかな傾斜で握りやすく、両手でも持ち運びやすいよう、前方部には短い取っ手が付いています。デザイン性はもちろん、実用性も考え抜かれた深さや持ち手の角度など、料理好きの方やプロの料理人からも人気が高いフライパンです。世界的プロダクトデザイナーのジャスパー・モリソン氏がデザインを手掛けました。

 

Palma キャセロール」との兼用の「鉄蓋」を使うことで、人参自体の水分が適度に残りホクホクとした食感を愉しめます。材料も手順もシンプルなだけに、素材本来の美味しさや鉄鋳物フライパンの実力を実感できるレシピです。

 

レシピ監修 美里さんより

せっかくならば、丸ごとピーマンを使った肉詰めを作りたいと思い、ヘタもタネも全部詰め込みました。口にも残らず、全部美味しくいただけます。包丁も使わず、指で押し込むだけなので、とても簡単ですよ。

ピーマンが出汁を吸い込んで、少しクタっとした食感を出すために、パルマフライパンの蓋を使って蒸し焼きにしました。 梅干しは、多いかな?と思うくらいで丁度良い加減です。梅の酸味を楽しみたい方はレシピよりも梅の数を増やしてみてください。

 

植山美里さん

レシピ/料理 植山美里

【プロフィール】HP:Misato Ueyama
1990年京都生まれ。料理を通して食と自然がつながることをテーマに人が集まる場作りに従事。京都、徳島を経て、より“心地よく素のまま”でいられる環境を追い求め、自然豊かな岩手の地に。集まった人や食材、空間とのセッションのような料理を目指す。