料理

焼き餅のおぜんざい

焼き焼きどっしり深1

冬の寒い日に 焼き焼きグリルで温かい一品

独特の網目模様が特徴の鉄のグリル「焼き焼きグリル」で焼く餅は、きれいで芳ばしい焼き目が最大の魅力。「焼き焼きグリル」で焼いたお餅を使って、冬にふと食べたくなる料理”おぜんざい”を。一口一口ゆっくり味わって、食べ終わる頃には、すっかり体の芯からポカポカに温まります。食欲をそそる焼き目が絶品の焼き餅と甘さひかえめで上品な味わいの小豆でつくる、冬に愉しみたい一品をご紹介します。

焼き餅のおぜんざい

【材料】切り餅4個分

切り餅 ... 4個
小豆 ... 150g
きび砂糖 ... 50g
... 400cc
... 少々
Point①焼き焼きグリルをしっかり温めてから、切り餅をのせること。
②豆の変色を防ぐため、”小豆を炊く”のは鉄以外の鍋がおすすめ。

【手順】 小豆を炊く

  • 1.小豆を弱火で炊く。

    小豆を水洗いし、たっぷりの水(分量外)とともに火にかける。
    弱火でじっくり炊き、沸騰したらお湯を流し、アクを取る。

  • 2.柔らかくなるまで、さらに炊く。

    再び、水(分量外)を加えて沸騰するまで炊く。沸騰したら弱火にして、全体を沸々させたまま、差し水をしながら柔らかくなるまで炊き続ける。
    ※差し水:麺類や豆類をゆでる途中で少量の水を加えること。温度を下げ、吹きこぼれを防ぎます。

  • 3.砂糖と塩、水を加え、ゆっくり炊く。

    柔らかくなったら、お湯を流し、小豆を軽くつぶす。砂糖、塩、水400ccを加えて、全体がなじむまでゆっくり炊く。

【手順】 お餅を焼く

  • 1.グリルを温め、お餅をのせる。
    焼き焼きどっしり深2

    焼き焼きグリルが十分に熱くなったら、切り餅をのせる。

  • 2.弱火でお餅を焼く。
    焼き焼きどっしり深3 焼き焼きどっしり深3

    弱火で両面焦げ目がつき、ふっくら膨れるまでじっくり焼く。

  • 3.小豆と合わせて完成!
    焼き焼きどっしり深4

    煮つめておいた小豆とともに器に盛りつけて完成。

焼き焼きどっしり深5

小豆が砂糖とよくなじんで、柔らかくしっとりするのを待ちながら、「焼き焼きグリル」でお餅を準備。規則正しい形をした切り餅が、それぞれ個性的にふくらんでいく様子をじっと見守る時間も、また愉しいひとときです。程よい焼き色がついたお餅の芳ばしさと小豆の上品な甘さが絶妙な、焼き焼きグリルでつくる”おぜんざい”を寒い冬の日にいかがでしょうか。

今回使用した鉄器
焼き焼きグリル どっしり深形

優れた熱源・魚焼きグリルを最大限に活用すべくデザインされた鉄の焼き皿。トースターや直火でも使えます。3~4名分のおかず一皿にちょうどいいサイズ感。鮭の切り身なら3~4尾、切り餅なら4~6個同時に焼ける、シリーズ中最も広い底面で、側面が深いタイプです。深形はグラタンなどソースを用いる料理やごろっとした食材に使いやすい形状です。布目模様とぽってりとしたラインが特徴的で、やさしくレトロな雰囲気がどの世代にも愛される普遍的なデザインです。出来上がったら専用木台に載せて熱々なまま食卓へ運べばうつわに早変わり。

植山美里さん

レシピ/料理 植山美里

【プロフィール】HP:Misato Ueyama
1990年京都生まれ。料理を通して食と自然がつながることをテーマに人が集まる場作りに従事。京都、徳島を経て、より“心地よく素のまま”でいられる環境を追い求め、自然豊かな岩手の地に。集まった人や食材、空間とのセッションのような料理を目指す。