菜の花とアンチョビのターメリッククレープ包み
今晩のワインのお供に、春の訪れを感じる一品はいかがでしょうか?今回は旬の菜の花を使用したクレープ包みの作り方をご紹介いたします。黄色のクレープ生地に包まれた鮮やかな緑色が、目にも愉しい一品です。爽やかな苦みが特徴の菜の花に、アンチョビの塩気とコクがとてもよく合います。お好みでクロテッドクリームやサワークリームをつけるのもおすすめです。
菜の花とアンチョビのターメリッククレープ包み
【材料】クレープ1本分
生地
中力粉 | ... | 20g |
塩 | ... | ひとつまみ |
水 | ... | 40ml |
ターメリック | ... | 少々(約0.1g) |
菜の花 | ... | 2~3本(約20g) |
アンチョビフィレ | ... | 2枚(約3g) |
バター | ... | 小さじ1 |
オリーブオイル | ... | 小さじ1/2 |
クロテッドクリームやサワークリームなど |
... | お好みで |
【手順】
1.菜の花を茹でて水気を切る。
菜の花をさっと茹でてキッチンペーパーなどで水気を切る。
2.材料を混ぜて生地を作る。
ボウルに中力粉、水、塩、ターメリックを入れ、ホイッパーでよく混ぜて生地を作る。
3.フライパンにオリーブオイルを馴染ませて生地を焼く。
フライパンを中火で熱し、全体にオリーブオイルを馴染ませる。フライパンがしっかり温まったら2の生地を流し入れて全体に行き渡らせる。
4.生地の色が変わったらひっくり返して焼く。
生地に火が通り全体の色が変わったら(水っぽさが無くなったら)菜箸やターナーなどを使ってひっくり返す。
5.火を止めて生地の上部にバター、菜の花、アンチョビをのせる。
火を止めて生地の上部にバターと菜の花をのせる。アンチョビをほぐしながら菜の花の全体にのせる。
6.生地を巻いて完成。
菜箸やターナーを使いながら生地の奥から手前へくるくると巻いていく。
(生地が熱くなっているため注意しながら巻く。)お好みでクロテッドクリームやサワークリームをつけてお召し上がりください。
今回使用した鉄器
「鉄のたまご焼き kokotama」
玉子焼きのための鉄のたまご焼き器です。たまご好きならいつでも手に届く場所に置いて欲しい四角い鉄フライパン。卵4個分を使った玉子焼きがつくれます。深めの側面と角の形状で卵のカタチを整えやすく、端までふっくらきれいに焼くことができます。ハンドルは持ちやすい長さと、ひっくり返しやすい角度にこだわりました。定番の玉子焼きはもちろん、ウィンナーなどをさっと少量焼きたい時も使い勝手抜群です。
レシピ監修 美里さんより
今回のレシピは、鮮やかな草花が咲きはじめた春をイメージして制作しました。気温が上がり、爽やかな空気を感じられるようになった今時期にちょうど食べたくなるようなクレープだと思います。いたってシンプルなレシピですが、それぞれの食材の特徴が混ざり合い、楽しくまとまったと思います。クロテッドクリームを添えたり、酸味や爽やかさがお好きな方はサワークリームを添えても美味しいです。素敵な春のはじまりをお過ごしください!
レシピ/料理 植山美里
【プロフィール】HP:Misato Ueyama
1990年京都生まれ。料理を通して食と自然がつながることをテーマに人が集まる場作りに従事。京都、徳島を経て、より“心地よく素のまま”でいられる環境を追い求め、自然豊かな岩手の地に。集まった人や食材、空間とのセッションのような料理を目指す。

