料理

焼きトマトといわしの和え麺

焼きトマトといわしの和え麺

爽やかな大葉の香りがアクセントになった、暑い夏でもツルッと食べられるごちそう麺です。鉄器でトマトを焼くことで甘みと香ばしさが引き立ち、旨味も濃縮されます。いわしとの相性も良く、焼きトマト・玉ねぎ・いわしの缶詰を丸ごと炒めるだけで手軽に美味しいソースが完成します。いつもの麺料理にひと手間加えて、満足感のある一皿をお召し上がりください。

材料

1~2人分

トマト 1個
玉ねぎ 中サイズ1個
いわしの水煮缶 50g(汁を含む)
ひやむぎ 1束(100g)
すりおろしにんにく 1/2片分(小さじ1/2)
大さじ1/2
醤油 小さじ1
クミンパウダー 小さじ1/2
ふたつまみ
大葉 お好みの量
胡椒 適量

作り方

1.下準備をする。

トマトは4等分にくし切りにし、さらに半分に切って8等分にする

トマトは4等分にくし切りにし、さらに半分に切って8等分にする。玉ねぎはみじん切り、大葉は千切りにする。
いわしの水煮缶詰、すりおろしにんにく、クミンパウダーを合わせておく。

2.ひやむぎを少し硬めに茹でて冷水でしめる。

ひやむぎを既定の時間より短く茹でて、少し硬めの仕上げにする。ザルに上げて冷水でしめる。

3.熱したフライパンに油を馴染ませてトマトを焼く。

鍋を熱した油を全体に馴染ませる。鍋が温まったら中火でトマトを皮から焼き、塩をひとつまみ振りかける。焼き目がついたら他の面も焼く。

フライパンを中火で熱して油を馴染ませる。フライパンが温まったらそのまま中火でトマトを皮から焼き、塩をひとつまみ振りかける。焼き目が軽くついたら転がしながら他の面も焼く。

4.材料を入れてその都度炒める。

トマトがしんなりしたら弱火にして玉ねぎを入れる。木べらなどでトマトを潰しながら炒める。

トマトがしんなりしたら弱火にして玉ねぎを入れる。木べらなどでトマトを潰しながら炒める。
玉ねぎがしんなりしたら1で合わせた材料と、醤油、塩ひとつまみを入れ、いわしの身を潰しながら炒める。

5.ソース状になってきたら、ひやむぎと大葉を入れて和える。

刻んだ大葉と茹でたひやむぎを入れて和える。

全体がソース状にトロッとしてきたら、茹でたひやむぎと刻んだ大葉を入れて和える。

6.器に盛りつけて胡椒を振る。

焼きトマトといわしの和え麺 器に盛り付けて胡椒を振って完成

器に盛り付けて胡椒を振ったら完成。

焼きトマトといわしの和え麺

POINT

ひやむぎは素麺でもOK。素麺で作る場合は2束使用します。


今回使用した鉄器

naked pan 両手21cm 深形

南部鉄器 鉄フライパン nakedpan両手21cm深形 一生ものの鉄フライパン

魅せる無塗装鉄鋳物フライパン『naked pan』シリーズ。コンセプトは「料理するうつわ」。凛とした佇まいの中にたおやかさを感じさせるクラフトデザインです。1~2名分のおかずが調理ができる小回りが利くサイズです。食材の手返しがスムーズな大きな鍋底のカーブ。持ち運びやすい耳のような取っ手。食卓に出せば温かさをキープするお皿に早変わり。OIGEN独自の「無塗装はだか仕上げ」でサビに強く、鉄フライパンの弱点を克服。使い込むほどに美しい黒色に育っていくプレミアムフライパンです。

南部鉄器の及源鋳造|OIGEN ONLINE SHOP →


植山美里

撮影:山口雄太郎

レシピ監修 美里さんより

いよいよ夏本番の暑さがやってきました。今回のレシピは、naked panを使った夏に美味しい和え麺です。無塗装鉄鋳物フライパン「naked pan」は、焼くことが得意な鉄器で、ダイレクトに食材に熱が伝わり、しっかりと焼き目がつきます。使うごとに無塗装ならではの面白さを実感し、毎日使い込みたい鉄器としておすすめします。この鉄器の良さを活かして、焼いたトマトといわしを合わせてソースに仕上げました。焼くことでトマトの風味が変わり、シンプルな手順ながらも簡単で美味しいソースが出来上がります。今回はひやむぎを使用しましたが、ご自宅にある素麺や細めのうどんやパスタなどでも美味しく召し上がっていただけます。

プロフィール
レシピ/料理 植山美里
1990年京都生まれ。料理を通して食と自然がつながることをテーマに人が集まる場作りに従事。京都、徳島を経て、より“心地よく素のまま”でいられる環境を追い求め、自然豊かな岩手の地に。集まった人や食材、空間とのセッションのような料理を目指す。

Misato Ueyama →